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兵庫県市町村教育委員会連合会広報誌「はぐくみ」に掲載されました

兵庫県市町村教育委員会連合会の「はぐくみ」に,ささやかに載りました。
テーマは,コロナ禍における「いま求められる教育・新しい時代の学校ー提言ー」です。
以下全文です。

 

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果たして私たちはCOVID-19に対して,子供たちに恥ずかしくない対応ができたか。未知の感染症に対し神経質になるのはやむを得ない。ただ,データに基づき客観的な判断ができたか。異なる考えの他人をただ罵ることはなかったか。また「専門家」の限界も目に付いた。自分の専門分野の知見ばかりで,他の価値観との調和に無思慮ではなかったか。
つまり,統計を読めず,確率論を理解できず,冷静な議論ができない大人たちであった。専門的な知識はあっても,他の専門領域との調和を図るというセンスを欠いていた。
この体たらくは,私たちが受けてきた教育に問題があったのかもしれない。
ならばそれは教育によって取り戻すべきだ。
今の子供たちは,学んだことを実生活で活用することができ,建設的な議論を行うことができ,多様な価値観を尊重した判断を行うことができる大人になってほしい。まさしく主体的・対話的で深い学び,である。
そして私たち大人こそ,自分らに欠けていたものを,子供たちとともに学び直してゆかなくてはならないのかもしれない。