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倫理研修で講義を行いました

 兵庫県弁護士会の倫理研修いおいて,当事務所の藤原唯人弁護士が,市民窓口についてレクチャーを行いました。

「市民窓口」とは,兵庫県弁護士会登録の弁護士について,弁護士会が設けている相談窓口になります。
とりわけ問題視される依頼者からの苦情について,苦情内容として多いものを類型化し講義を行いました。
弁護士は,しばしば顧客が苦情を言うことを遠慮することがあり,また満足度アンケートがとられるわけではなく,さらには専門的な話になると顧客自身が仕事の巧拙を判断しにくいという性質上,ユーザーからの改善要望というのは実は届きにくいことになります。そういう意味で,市民窓口に声が寄せられた場合,むしろそれをチャンスと考えて改善につなげてほしいと,講義を結論付けました。